喉

例のＷＨＡＴ　ＷＡＶＥのＬＰ（またかい！）を聴いてると思わず６０ズ方面に走りたくなる。６０ズパンクの最高峰のひとつ、ソニックス。G． Roslieの喉からこめかみから血管浮きでまくりの目ん玉血走ってヒン剥きまくりのシャウト！シャウト！シャウト！
そしてこの鋼鉄の喉に対抗できるのが意外にも（？）pre-Chesterfield KingsのMean Red SpidersでのGreg Prevostの、もうコレは血圧かかりすぎで、浮き出た血管には小さい穴が開き、ピューッと赤い噴水が出来ているであろうことが容易に想像できる絶叫！！阿鼻叫喚の地獄絵図が展開されている幻の４曲収録の７インチがこいつである。なんかアンリリースドのＬＰからの音源らしい。７０ズ・ザ・モスト・サヴェージ・プリミティブ・ダーティー・パンク・ロックといって差し支えなかろう。超強力青筋盤。
でもそんなに気張ってばっかりもいられないのでコロっと方向転換してMystic Eyes"Our time to leave!"とゆう彼らの１ｓｔアルバム。８８年リリースの１４曲にシングルＢ面や未発表曲など４曲追加のＣＤフロムＧＥＴ　ＨＩＰ。かな〜り地味なバンドだがなかなかどうして侮れません。スピーディーなロックンロールナンバーから寂しい背中のフォークロックまでソツなくこなす。ええ、音源はこれしか持ってませんとも。しかもかなり昔に購入したものなのに長い間ホッポッてありましたとも。今こそ再評価のときです・・・